下北沢駅前にオープンした複合施設(tefu) loungeさまへ造作家具、ヴィンテージ家具を納品事例をご紹介いたします。
BULLPENでは2-3Fのラウンジエリアをメインに納品をさせて頂きました。
2-3Fに広がるラウンジエリアはソファやデスク、シェアテーブル、ブースなど多様なスペースから利用者が用途や気分に合わせた席を選んで、自由に過ごせる時間課金型スペースです。
2Fの入り口正面の位置するテーブルは映画館のチケット発券機として製作しました。一見すると発券機には見えませんが、天板にはチケットが出てくるギリギリの目立たぬ寸法で開口を設けており、内部にプリンターを仕込んでいます。
カフェカウンターはキャビネットが連なったイメージといったご要望からスタートし、取手のデザインや足の形状などイメージを擦り合わせながら納品まで至りました。
天板の厚みやアール(曲線)はヴィンテージの壁掛け時計から着想を得て形となりました。取手や足も現代の加工技術を駆使したデザインとなり、是非実際に見て頂きたいポイントです。
また背面の吊り戸棚にはラタンを用いて、軽やかな印象でありながら、中のものを隠すことができ、運営の際にも使いやすい収納となっています。
カフェカウンター前の大きなベンチはカーテンに沿う綺麗な曲線を描いてます。背から座と一体となった滑らかな木部の質感が心地の良い雰囲気です。
合わせた小ぶりでありながら重厚な印象のあるテーブルはウォールナットの無垢材、銅板を用いており、経年変化も楽しめるテーブルです。
窓際に設えたテーブルはぽってりとした天板に温かみのあるオーク材が落ち着いた雰囲気。PCなどの作業にも良い仕上がりとなりました。
こちらに配置した椅子は全てヴィンテージのものとなり、木部のトーンは揃えつつ、背のデザインが異なるものを選びました。
是非、毎回違う椅子に座り、座り心地の違いや好みのタイプを探ってみてください。
ラウンジチェアは背面にラタンが張り込まれ、すっきりとした抜けのあるデザイン。ほど良い角度でダラけることのなくリラックスでき、ラウンドのローテーブルは天板がレザーの仕様。レザー特有の肌触り、使い込まれる事で味わい深くなるのが楽しみです。
2F正面の右側にはポップアップも行う予定のスペースもあり、こちらのスペースには受付台やフォールディングのテーブル、棚を兼ねたスツールを製作しました。
受付台は様々なレイアウトで使える様に小ぶりで動かせるものに、テーブルの天板はメンテナンスの行いやすいリノリウムで製作しました。
そして3F入ってすぐはWEND furnitureオリジナルのダイニングテーブル、チェアを導入しました。大きなテーブルに規則的に並んだ姿は図書館を思わせる凛とした雰囲気を感じることができます。
同じフロアにはWEND furnitureの新作ラウンジチェア。牛革で張られたフェザーのクッションはとっても贅沢な座り心地です。
奥へ進むとワーキングスペースが広がります。
こちらへは照明付きの大きなデスク、窓際のテーブル、各種チェアを製作、導入しました。
ボリュームのあるデスクに照明器具をオリジナルで製作し、ガラスの仕切りを付ける事で作業に集中できるスペースとなりました。
またこのワーキングスペースには3種類のチェアが配置しましたので、是非こちらでもお気に入りのチェアを探してみてください。
この(tefu) loungeは、映画館やポップアップスペース、カフェ・ラウンジなどを楽しめる施設となっております。
ご協力頂いたみなさま本当にありがとうございました。
撮影：尾原 深水 @isunoh
場所：(tefu) lounge @tefu.official
BULLPENでは個人、法人問わず、家具の造作や選定、ヴィンテージ家具の調達、また住宅にまつわることにつきまして、様々な形でお手伝いをさせて頂きます。ご気軽にご相談くださいませ！